全国の選りすぐり商品を卸す食品問屋【有限会社風和商事】|TOPICS 梅について東京商工リサーチ 企業コード:29-697542-7 帝国データバンク 企業コード:984703791 東京商工会議所 会員番号:C1628100 |
梅について |
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梅とは 日本で古来より好まれてきた梅は、バラ科サクラ属の落葉高木で一節に一つの花が咲くため、桃や桜に比べると華やかさには劣るものの、独特の静かな美を感じることができます。
その実は古くから親しまれ、奈良時代や平安時代には観賞用として貴族が競って植えていたといわれています。また、花見の花といえば梅の花を指していた時代もありました。
梅の力 梅は、古くから健康を目的として重宝されていました。
そんな梅の実は、ミネラルを豊富に含んだアルカリ性の強い食品であり、梅の果肉にはクエン酸をはじめとして、りんご酸やカテキン酸、酒石酸にコハク酸などの有機酸が含まれています。
そのため、梅の実は旅人のお供として重宝され、夏になると梅売りが町を歩くこともあったようです。
また、戦国時代には食欲を増すためにも使用されていました。
梅を見ると涎が出るというのは、昔の人も経験していたことがわかります。
梅にまつわる言葉 古くから愛されている梅には、様々な言葉やことわざが作られています。
こちらで、その一部をご紹介します。
「梅根性」
梅は、煮ても焼いても、梅干にしても、汁にしても酸っぱさが取れないことから、「頑固でしつこくなかなか変わらない性質」という意味です。
「いい塩梅」
昔は、梅の酢を調味料として使用しており、塩梅という言葉が料理用語として使われていました。
今では、とてもいい具合に仕上がったことを「いい塩梅」と表現します。
「梅干しと友達は古い程良い」
梅干は、長く漬けたもの程味が良く出て、友人は昔から付き合いがあるほど気心が知れているという意味の言葉です。
「梅田椎麦」
「梅の実が多くなる年は、稲が豊作」になり、「椎の実が多くなる年は、麦が豊作」になるということわざです。
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
梅の咲く時期は、まだ粉雪舞うような冬です。
その中で、梅が一輪一輪花を咲かせていく様子が、春の訪れの暖かさを感じさせてくれるという意味の言葉です。
「梅は香りに桜は花」
梅は香りに優れており、桜は花に優れているという意味で、優れているものを表している言葉です。
このように、古くから多くの言葉が梅にはあるのです。
弊社は、干し梅、梅干を取り扱っている食品卸業者です。
梅の商品を仕入れている販売業者様、梅の商品を製造しているメーカー様は、お気軽にお問い合わせください。